不器用人のための、幸せの方程式

大切なのは成長したいと思えること。不器用人が生きづらさと奮闘し、家族を幸せにしていくプロセスを綴ります。

人間の習性を理解し、見えにくい問題を解決しよう

『思い出せそうで思い出せない』状況になった事はありますか?

そういった時、とてもモヤモヤした気持ちになると思います。

消化不良な感覚で、気持ちの悪いような不快な感じ。

思い出せた時は、とてもすっきりした気分になりますね。

 

この『モヤモヤ』は私たちの日常生活に大きな影響を与えます。

理由はわからないけど、イライラしている状態や、

普段では気にならないハズの事で怒ってしまう原因は、

この『モヤモヤ』から来ているかもしれません。

 

今回は、この『モヤモヤ』について考え、

主に『人間の習性』に関わる要因を上げていきます。

みなさまの『モヤモヤ』解消のヒントにでもなれば、と思います。

 

目次

1.人間は原因や理由を求める生き物
 1-1.忘れているのに忘れていない事
 1-2.思考とは別の場所で『理解』している
 1-3.原因や理由をはっきりさせるとスッキリ
 1-4.誤ったスッキリに辿り着いてしまう可能性
2.人間の習性を理解しておくと、思考の幅が広がる
 2-1.合理的ではない人間の習性
 2-2.人間の習性はたくさんある
3.気付きにくい人間の習性
 3-1.出産・子育てに関連する人間の習性
 3-2.家族や夫婦関係に関する人間の習性
 3-3.個人の考えに関連する人間の習性
4.まとめ

 

 

1.人間は原因や理由を求める生き物

1-1.忘れているのに忘れていない事

『何か忘れているような気がする』という気持ちになる事はありますか?

私はしょっちゅう感じています。

それが何かはわからないのですが、『何か』を忘れている事ははっきりわかります。

ほとんどの場合、その感覚は当たっていて、後で思い出したりします。

 

不思議ですね。

記憶にないから思い出せないのに、何か足りていないような感覚がするのです。

 

 

1-2.思考とは別の場所で『理解』している

例えば体が感じる違和感。

いつも決まったポケットに物を入れている場合、忘れた事には気付かなくても違和感を感じます。

財布や携帯が決まった場所にないと『失くしたかも』と不安な気持ちになりますね。

私は携帯を操作しながら、ポケットにない違和感で『忘れた』と慌てる事がよくあります(笑)

 

他には、何かの行動と紐付けられている場合。

人は『○○する時に△△を忘れないようにしよう』と他の行動と紐付けて考えます。

いざ○○する時に△△の存在をすっかり忘れていた場合でも、

『○○という行動』と共に『何か』をするつもりだった記憶が残っていたりします。

 

こういった微妙な感覚が人間にはたくさん備わっているのではないかと思います。

 

 

1-3.原因や理由をはっきりさせるとスッキリ

このような『あやふや』な感覚に包まれていると、人は不快感を感じます。

この不快感を解消するには『あやふや』な事を『はっきり』させる必要があります。

何かを忘れているのなら、思い出す事でスッキリするのです。

 

 

1-4.誤ったスッキリに辿り着いてしまう可能性

何かを忘れているのなら、思い出す事も可能なのですが、

日常生活で感じる理由がわからない『もどかしさ』というのは解消がとても難しいです。

何が不安なのか、何に怒っているのか、理由や原因がわかりません。

人間の心はとても複雑なので、言葉だけで完全に表現するのは不可能な事だからだと思います。

 

それでも人間は『理由』を探します。

『あやふや』なまま生きているのがとても不快だからです。

思い当たる『理由』を探り、納得できる『落としどころ』を見つけます。

 

晴れてスッキリに辿り着く事が出来ましたが、その『理由』は間違っている事も多いのです。

合理的に考えては絶対に理解できない『理由』があったりするのが人間なのです。

 

 

2.人間の習性を理解しておくと、思考の幅が広がる

2-1.合理的ではない人間の習性

以前に『行動経済学』の本を読み漁った事があります。

人間の不合理が知れる、とても興味深い分野です。

 

人間は利益より損失に過剰な反応をするという『プロスペクト理論』などはとても特徴的です。

人間が『あたりまえ』に考える事が、実は『不合理』だったりします。

その『不合理』に、何のヒントもなしに気付ける人は存在しません。

 

 

2-2.人間の習性はたくさんある

行動経済学で学べる事も多いのですが、他にも人間にはたくさんの習性があります。

精神的に支障を来たす恐れがあるものとして、以下のようなものがあると思います。

  • 仕事に対する不安、失敗など
  • 恋愛に対する不安
  • 健康や病気に関するもの
  • お金がない事に対する不安
  • 将来に対する漠然とした不安
  • 生理や更年期障害によるイライラ
  • 反抗期によるイライラ

他にも考え出したらキリがない、というほどあると思います。

 

例えば仕事でうまくいかなくイライラしている時、誰かに『嫌な事』をされたとします。

普段は笑って許せるような『嫌な事』でも、許せなくなってしまう時があると思います。

本当の原因は『仕事』でイライラしている事で、『八つ当たり』の一種でしかないのですが、

イライラさせられた原因は、目の前にある『嫌な事』の方だと決め付けてしまいます。

一番大事な『原因』を履き違えた、無意味な闘いが始まってしまうのです。

その闘いがどう決着しようとも、根本の『原因』が解決される事はありません。

解決して『すっきり』した気持ちにはなるのですが、何かモヤモヤした違和感が残ります。

 

こんな悲しい事をなるべく起こさないように、たくさんの『習性』を知っておく事は重要です。

以下に、私が思う『気が付きにくい』人間の習性を上げていきます。

解説が難しいテーマばかりのため、詳細はそれぞれ個別の記事で説明をしています。

 

 

3.気付きにくい人間の習性

3-1.出産・子育てに関連する人間の習性

 

産後の妻は夫を敵視してしまう

妻は出産後に夫に不快感を感じてしまいます。

この感覚に悩む奥様はとても多いのではないでしょうか。

これは『人間の習性』であって、夫を本当に嫌いになっているわけではありません。

この習性を理解すれば、自己嫌悪に陥る事なく受け入れる事ができると思います。

 

また夫の立場からも、理解しておくことで『理不尽さ』を感じなくなると思います。

子供のために大切な時期、わかりあって乗り越えていきましょう。

 

siawase-family.hatenablog.jp

 

 

誰も気付けない夫の赤ちゃん返り

実は、夫も赤ちゃん返りをしてしまいます。

これは、妻にはとても気付きにくい問題だったりします。

夫自身も理解できないモヤモヤのため、それは当然の事です。

 

カッコいい夫でありたいと思うのが男ですが、

上手に甘えられる男であるほうが、幸せな家庭を築けるものだと思います。

 

siawase-family.hatenablog.jp

 

 

3-2.家族や夫婦関係に関する人間の習性

 

プライドが幸せの邪魔になってしまう

男は戦う生き物で、プライドを強く持っています。

しかし、このプライドの発揮する場を間違えると大変なことになります。

 

プライドがイライラの原因になってしまう事はなかなか理解しにくい事です。

それは、考える時の元の方にプライドが存在するからです。

自分のプライドを理解し、上手に制御していく事はとても大切なことです。

  

siawase-family.hatenablog.jp

 

 

わかっていても防げない、子供の反抗期

思春期に誰もが通る、反抗期。

来る事はわかっているのに、直面すると適切な対処が分からなくなってしまいます。

人間の習性だと理解できても『キツイ言葉』には傷ついてしまうものです。

 

そんな反抗期、理解して予め対策を考えておく事が大切です。

いつか納まるのを待つのではなく、成長に必要な人間の習性ですから、

うまく利用して家族関係を円滑にしていきたいところです。

 

siawase-family.hatenablog.jp

 

 

物を言わない、体の求める愛の表現

日本人は人前で触れ合う事を『恥ずかしい事』としてしまうため、

夫婦で触れ合う機会は少ないのではないでしょうか。

 

愛する人と触れ合うと、とても落ち着く気分になるものです。

それが足りない事でイライラしている時、人はその原因に辿り着く事はできません。

 

自分の体が発する『声』を聞けるようになりましょう。

意識して行動しないと、この欲求を満たしていくのは難しい事です。

 

気付きにくい、体が求める愛の表現オキシトシン(作成予定)

 

性差による特性や習性

現在の社会は『性別による区別をなくそう』という意識がとても強いと思います。

もちろん、それはあるべきことだと思います。

ただ、性別による人間の『本能的な差』というものは、どうしても存在します。

 

夫婦である相手を理解するには、まずは相手が異性だという事を理解しなければいけません。

性別に特有の一般的な傾向を理解する事は、個人を理解するための助けになる事でしょう。

 

性差の理解、心を求める妻と体を求める夫(作成予定)

 

3-3.個人の考えに関連する人間の習性

 

物事が継続できない人間の習性

思い立った事がなかなか続かない。

なんとか続けているけど、義務的になってしまっていて苦しい。

そんな時、人は自己嫌悪や後悔にモヤモヤしてしまいます。

 

このモヤモヤに陥らないためにはコツが必要です。

自分に必要な『良い習慣』を継続し、キラキラした生活を送る事が大切です。

  

siawase-family.hatenablog.jp

 

手に入らないものを『くだらない物』と思ってしまう人間の習性

酸っぱいブドウ、人間の自己防衛本能が生むこの思考の習性。

多様しすぎると卑屈な考え方になってしまう、とても危険な諸刃の剣です。

 

なんだか毎日が楽しくない、と感じる方はこの状態に陥ってしまっているかもしれません。

人生を楽しいものにするのは、あなた自身。

この状態に気付ければ、どう対処していくべきかがわかりやすくなります。

  

siawase-family.hatenablog.jp

 

4.まとめ

この記事は、私が生きていく中で学んだ『人間の習性』を記しています。

まだまだ未完成の記事で、この先も加筆修正を行っていきたいと思います。

完成までは程遠いですが、それほどまでに人間とは深いものだと思います。

 

人間は合理的行動を目指す、不合理な生き物です。

不合理なパターンを理解することは、思考の整理に役立ちます。

また、他者の不合理を許容できる『思いやり』を持つこともできると思います。

 

解明するのは難しい、謎であやふやな『人間の習性』。

把握していく事で、より良い生活を過ごしていけたらと思います。