三日坊主の原因は、それが不自然な方法だから
私は決めた事を継続させていくのが苦手な人間です。
思い立った時は、大きな情熱を持って立ち向かうのですが、
いつのまにか面倒になったり、忘れていってしまったりします。
正直、このブログも継続していけるのか不安だったりしています。
良いアイデアを形にしても、継続できなければ意味がないんですよね。
貯金やダイエット、トレーニングなどこれまでの失敗を上げればキリがありません。
さて、そんな三日坊主も家族関係に甚大な影響を及ぼす可能性があります。
家族関係にはたくさんの問題が起きますが、
そのたびに対応策や解決案を考え実行していくと思います。
時には「毎日必ず〇〇する事」なんて約束をする事もあるでしょう。
これが継続できずに、約束を破る事になってしまったらどうでしょう。
今度は『約束を守れなかった事』が問題になってしまいます。
しかも、約束を守れなかった事で相手からの信頼も失ってしまいます。
自分のための行動だったら後悔だけで済むんですけどね。
相手がいる事柄では、こうして問題に発展する可能性があるのです。
今回は、そんな三日坊主になってしまう原因と、
どうしたら継続させられる人間になれるのかを考えていきたいと思います。
目次
1.三日坊主とは
1-1.三日坊主とは
1-2.継続できない事ってどんな事?
1-3.継続できる人との違いを分析
2.継続できないのは、それが不自然な方法だから?
2-1.継続するのが苦手なのは、思い込みに過ぎない
2-2.継続できないのは、行動ではなく心の方
2-3.人は無意識に『やめる理由』を探してしまう
2-4.本能に逆らう行動は続きにくい
3.三日坊主を克服するのは意外と簡単
3-1.始める時こそ、心穏やかに
3-2.成功イメージばかり考えない事
3-3.『気持ちイイ』を取り入れると続きやすい
3-4.本能と相談の上、ルール設定をする
4.まとめ
1.三日坊主とは
1-1.三日坊主とは
三日坊主とは何でしょう、ググります。
『あきっぽくて、長続きがしないこと。そういう人。』
読んで字のごとく、3日しか続かない様を表した言葉ですね。
1-2.継続できない事ってどんな事?
誰でも三日坊主の経験はあると思います。
例えば、それはどんな事でしょうか。
- ダイエットや筋トレなど、理想の体型になるための行動
- 貯金や節制など、欲しい物を買うための行動
- 読書や勉強など、スキルアップのための行動
- 洗い物やゴミ出しなど、妻を助けるための行動
他にもいろいろとあると思いますが、
どれも、良い変化を求めて始める『特別な事』のように思います。
どうやらこの『特別な事』に三日坊主を生み出す原因がありそうです。
1-3.継続できる人との違いを考えてみる
さて、何事も継続するのが苦手な私ですが、
妻は全くの反対で、コツコツと継続していくのが得意な人間なんです。
どういった違いが三日坊主を生み出すのかを考えてみました。
①新しいものに対する行動の違い
例えば、新しいシャンプーを買ったとします。
私は早く試してみたくて、今までの残りがあったとしても1回は新しい物を使用します。
妻はどんな時でも、今までの残りを使い切るまでは新しい物を使用しません。
②始める時の慎重さの違い
例えば、初挑戦の料理をレシピを見ながら作るとします。
私はレシピの食材と分量を『大体』で覚えて、大雑把に料理します。
妻はレシピの通りの分量を量り、きっちり料理します。
比べるほど自分のダメさを痛感するので、こんなところで。
上記の様な違いが、継続できない原因に結び付きそうです。
2.継続できないのは、それが不自然な方法だから?
2-1.継続するのが苦手なのは、思い込みに過ぎない
よく考えてみると、人間の行動とは継続的なもので満たされています。
朝起きる、夜寝る、ご飯を食べる、呼吸をする。
通勤に電車を使う、電車に乗るために階段を登る、手足を動かし歩く・・・。
上げればキリがないほど、ほとんどの行動は繰り返しているものだと思います。
要するに、人間は誰でも習慣化を行えれば継続が出来る生物なのです。
2-2.継続できないのは、行動ではなく心の方
例えば、ダイエットをしようと心掛けたとします。
この時、継続ができないのは行動ではなく心掛けの方だと思うのです。
行動に移すくらいなので、最初は大きな情熱を持って始める事でしょう。
『たるんだおなかをひっこめたい』『スマートになって美しくなりたい』
『新しいダイエット法がすごいらしい』
『やるべき理由』を探し、理想の自分をイメージして『絶対続けるんだ』と決意します。
しかし、人間の情熱はあっという間に冷めてしまうもの。
現実と描いたイメージとのギャップが、それに拍車をかけます。
情熱を失ったまま、行動を継続する事は、ただただ苦しい事になってしまいます。
最初の情熱が強ければ強いほど、この苦しさは大きくなるものだと思います。
2-3.人は無意識に『やめる理由』を探してしまう
このような状態になると、人間は今度は『やめる理由』を探してしまいます。
『継続しても効果ないんじゃないか』『自分には合わなかったんじゃないか』
『他の事に時間を使た方が有意義なのではないか』
始めた時は『やるべき理由』を情熱的に思い描いていたはずです。
最後は『やめても良い理由』を探してしまうのです。
自分を納得させるのに、人間は『理由』を作りたがるのでしょうね。
継続しなくても良いという大義名分が出来たところで、三日坊主が誕生します。
2-4.本能に逆らう行動は続きにくい
人間にはもちろん、本能があります。
ダイエットとは、そもそも本能に抗う行為のため自然な行動ではありません。
本能は『空腹を満たしたい』と働きますし、
疲れていれば『横になりたい』と働きます。
『脂肪を落とすために運動したい』と思うのは本能ではなく、理性の方なのです。
本能に逆らう行動、簡単に言うと『無理をしている』状況ですね。
『無理をしている』のに見合った『効果』が出ていない時、
人間は継続する事に疑問を抱くようになります。
本能に従ったダイエット法など、存在するわけはありません。
重要なのは『どの程度』本能に逆らった行動なのか、という事だと思います。
『コスト』と『リターン』のバランス、人は無意識に天秤にかけているのです。
3.三日坊主を克服するのは意外と簡単
3-1.始める時こそ、心穏やかに
三日坊主の一番の要因は何でしょう?
『怠けたい心』ではありません。
それは意外にも『始める時の情熱』だと私は思います。
物事を始める時に設定するルールは、情熱があるからこそ苦にならない行動です。
この時の情熱が強ければ強いほど、ルールも厳しく設定してしまいます。
本当は『情熱がなくなったとしても継続できるか』
を考えてルール設定をしなければいけないのです。
まずは、なるべく心穏やかに物事に取り掛かるようにしましょう。
私と妻の例のように『新しい物を試したい』という好奇心や、
『理想の自分になりたい』という特別な思い入れが、失敗の元凶となります。
『テンション上げすぎてがっかり』を起こさないようにする事がポイントです。
3-2.成功イメージばかり考えない事
人は新しい事を始める時に、成功した姿をイメージしてしまう傾向があります。
失敗するつもりだったら、始める意味もないので当然なのですが。
思い描く理想の『成功イメージ』は現実とはかけ離れたものになりがちです。
ゴールが遠すぎると、日々の進歩がほとんど無いように感じられてしまいます。
まずは簡単に達成できるところにゴールを設定するのがポイントです。
また、『理想のゴール』と共に、
『継続する苦しさ』をイメージしておくのも大切だと思います。
3-3.『気持ちイイ』を取り入れると続きやすい
日々の継続している習慣の中でも、気持ちイイ事は続きやすいと思います。
例えば、ハミガキなどがそれにあたると思います。
ハミガキは虫歯や歯周病にならないようにしている事だと思います。
ですが、口の中がスッキリして気持ちイイと感じる行動です。
『良い効果』はさて置いて、気持ちイイから継続するのが容易なんです。
継続したい事も、『気持ちイイ』方法を考えてみると成功しやすいと思います。
3-4.本能と相談の上、ルール設定をする
本能に逆らう行動はなかなか続くものではありません。
ゴールに向かうために、必要な行動を決めるのは当然なのですが
自分の本能と相談した上で丁度よい『落としどころ』を決めるのが大事です。
何かに立ち向かうには、まずは己を知る事が重要なのです。
4.まとめ
今回は三日坊主の対策法を考えました。
これは、私自身ブログを継続するために考えていた事です。
他のいろいろな事にも該当すると思うため、記事にしました。
継続できない事で後悔したり、本能に逆らって無理し続ける事で
不要なイライラを持ってしまったりしていたら日常生活にも影響が出ます。
そんな問題に気付けるように、『人間の本質』を理解していく事は必要です。
問題解決には、新しい事にチャレンジしていく事も必要です。
私も、この記事を肝に銘じて行動していきたいと思います。